ユウスゲというのはゼンテイカ(ニッコウキスゲ)などの仲間で夕方になるとレモンイエローの花を開くというちょっと魅惑的な花だ。榛名湖近くのゆうすげの道というところに自生するらしいので8月の初めに行ってみることにした。
10時頃家を出発。暑くて駅までの道で汗だくになった。
青春18きっぷの2回目を使い武蔵野線の府中本町行きに乗る。埼京線、高崎線、上越線など乗り換えて1時半頃渋川駅に到着。

あまりに暑かったので渋川駅から伊香保温泉までバスに乗った。バスが出る前に大勢の女性たちが乗り込んで席が一杯になった。
伊香保温泉に着くとハワイアンフェスティバルとかやっていた。バスの団体はその関係だろう。
伊香保温泉ではどこで降りていいか分からず終点まで行けばよかったのに1つ手前で降りてしまい余計に歩くことになった。バスを降りるとちょうど子どもたちがフラダンスを踊っていた。それを横目にさっさと登山道に向かって歩く。
バスの終点のところから左に入りしばらく緩い坂を登る。

早速道路の脇にヤマホタルブクロ、ソバナ、キツリフネなどが咲いていた。



伊香保森林公園の標識のところから登山道に入る。
ヤマアジサイが咲いている。一旦舗装道路に出るとワシノ巣風穴という標識があったので行ってみた。防空壕のような穴から白いガスが出ていて、中に入ると冷凍庫のような寒さで数秒で凍えてしまう。

この風穴のそばにベンチがあったので渋沢駅のコンビニで一つだけ余っていて買った辛いおむすびと、家から持ってきたロールパンを食べた
。周りにはホツツジやトリアシショウマらしき花が咲いていた。
ベンチの正面に樺の木があったので何かんばだろうと思っていたらちゃんとダケカンバの標識が付いていた。

ここからまた山道に入りヤセオネ峠というところを目指して歩く。



しばらく行くとまた舗装道路に出た。

黄色い花が咲いている。キオンだろう。


シモツケソウも咲いている。

ちょっと前から聞こえていた雷の音が近づいてきたのでまずいなと思っていると激しい夕立が。
木の下に隠れてビニールシートを被り15分ほども我慢した。もうすぐユウスゲに会えるというところで何でこんな目に合うのだろうと少し辛くなってしまった。以前あと少しでキスミレに会うというところでヒョウにあったことを思い出す。
少し小降りになったところでシートを被ったまま歩き出した。自転車の2人連れもずぶ濡れになっていた。
道路脇にトモエソウが群生している。

ヤマオダマキもある。

チダケサシはあちこちに咲いている。しばらく進むと道路から5メートルくらいのところにユウスゲが咲いていた。

初めて見るが、その淡い黄色の花色は独特でなんとも美しい。その先は点々とユウスゲが咲いていて群生もみられた。



オミナエシも咲いていた。

クガイソウもあった。

花は咲き始めか咲き終わりで花序の形が違って見える。
ウツボグサも咲いている。

やがてユウスゲが点々と咲く広大な草原に出た。
雨もあがり霞の中に咲くユウスゲと榛名山の山々の景色はなんとも言えない幻想的な美しさだった。



夕立に降られた辛い気持ちも吹き飛んでしまった。中に入る道があったので進んで行くと目的のゆうすげの道だった。

マツムシソウが咲いていた。

ノハナショウブも咲いている。

チダケサシはたくさんある。

コオニユリはここでは稀。

この草原には他にもオオバギボウシ、オミナエシなどが見られた。
最後にもう一度ユウスゲを撮影。

木道の終わりの辺りでクサレダマも咲いていた。


撮りたかった花だ。
暗くなる前に下山したいのでそろそろ戻らないとならない。木道を反対に戻る。コウリンカらしき花が1株だけあった。

道路に出てカメラをしまい歩きだすが道の反対側のシシウドのような花が気になり撮影。

登山道に入る手前にはイケマが咲いていてまたカメラを出して撮影。

だんだん暗くなって来る。登山道はなだらかな下りなので快調に飛ばして走る。つま先着地を意識すると滑りにくいようだ。
7時に伊香保温泉辺りに下山。渋川駅までは長い緩やかな下りが続くのでマイペースで走って8時45分頃駅に着いた。ものすごい汗だった。
10分で電車が出るので急いで着替えて電車に飛び乗り帰路についた。


One Reply to “ユウスゲを撮りに榛名湖へ”